アトリエKCの「お部屋・お店づくりのお悩みコーナー」のブログです。

ウィンドウトリートメントとは《ブラインド編》

前回ではウィンドウトリートメントのカーテンについて記事にしましたが、今回は、ブラインドについてお話ししたいと思います。

ブラインドを英語で書くと「Blind」(Shadeともいいます)です。言葉のとおり「目隠し。日除け」です。 ブラインドは元来「ベネシアンブラインド」といって、イタリアのベニスの家々で使用されていたもので「窓辺の強い太陽の反射を遮りながら通風を確保する窓掛」でした。日本では昔からスダレが良く使われていましたね。その洋風版と思ってください。
現在では、ブラインドの利用は窓廻りの日除けだけではなく、しばしば、オフィスやレストラン等のガラスパーティション等に取付け、プライバシーを確保する「目隠し調整」や、隣同士の席や部屋を区分する「パーティション」としても取付けられたりもします。

ブラインドは大きく分けて2種類に分けられます。ヨコ型タテ型です。

先に触れたベネシアンブラインドとは羽根状に木製の板(スラットといいます)を並べたヨコ型ブライドの事です。ヒモ状のコードを使ってスラットの上下や角度を変え、通風や見通しを調整します。高窓に使用したりする場合は電動タイプのものもあります。当初は、スラットは木製の幅広50㎜程度でした。スラットが何枚にもなることから重量も増え、上下や開閉の調整させるのに負荷が大きいという欠点がありました。しかし、鉄枠に布を張ったタイプやアルミ合金製など使用される材料によってスラットの幅も18㎜程度と次第に狭く細いなり、軽量化の工夫がされました。アルミ合金製の物にはスラット本体がカラフルな色彩のデザインバリエーションも増え、様々な場所で使用できます。
また、タテ型ブラインドは「バーチカルブラインド」と言います。バーチカルとは英語でVertical(=垂直な)という意味です。スラットに代わってルーバーを垂直にを並べ、そのルーバーを横に引いてスライドさせたり角度調整をして使用します。ルーバーの素材は布に特殊加工やコーティングをしたものやガラス繊維等の不燃性の物等が良く使用されルーバー幅も50㎜~100㎜程度と幅広です。ベネシアンブラインドとは違って曲線を描くような平面配置ができる特徴があります。

それでは、窓廻りでブラインドとカーテンではどのように使い分けたらよいでしょう?

カーテンは布独特の曲線による柔らかさや優しいイメージが特徴です。また布ですので、匂いや汚れが染みつきます(洗濯クリーニングや特殊で汚れ防止加工も出来ます)。また吸音効果もあります。これらから住宅の窓廻りによく使われます。特に寝室やリビングルームに使われることが多いと思います。
一方、ブラインドは、スラットの角度を調整することで、通風を確保しながら、例えば上下の特定の角度からの目隠しの度合いや視線、日射を遮れることです。洗濯クリーニングはできません。木製やアルミ合金製のスラットでは一本ずつ汚れを拭き取るようになります。しかし、特に木製ブラインドの幅広のスラットは本物独特の風合いと武骨な重厚感、直線的なデザインから男性的でキッチリとしたイメージがあります。事務所や書斎、サンルーム、テラス等に隣接する開放的なリビングルーム等に似合います。また、金属素材である事から水廻り(洗面室や浴室)やキッチン廻りの窓などにもよく使用されます。
イメージとしてカーテンは女性的でくつろぎややさしさの部屋、ブラインドは男性的で賑わいや活動的な部屋に向いているかなぁと。あくまで個人的主観ですが(笑)

また、一つの窓にブラインドとカーテン両方を取り付けることももちろんできます。それぞれの利点と欠点を補いあえ、個性的な演出効果も期待できます。その場合は、ブラインドとカーテンのどちらが外側・室内側でも可能ですが、それぞれの機能や開け閉めの事を考慮すると、ブラインドを外側に、カーテンやレースを室内側に、つけたほうが良いと思います。ただし、ブラインドのスラットがレースなどに引っ掛からないように十分なスペースを確保してください。

※写真はイメージです

◇◇◇◇◇◇株式会社アトリエKC
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