アトリエKCの「お部屋・お店づくりのお悩みコーナー」のブログです。

お店づくりのコツ・空間デザインのコツ

愛されるお店のための店舗デザインについて考えてみたいと思います。

お店には何がありますか?それは、ヒト・モノ・トキです。
「ヒトとの関わりやつながりを大切にすると、ヒトがお店にヒトを誘い込む』と前回の記事で書きました。
ヒトとは、オーナーやスタッフといったお店側のヒトとお客様のヒトです。
モノとは、お店側の商品あるいは什器備品や装飾品といったモノです。
トキとは、店内の空気というか空間を感じる時間=トキです。
そして、オーナーのお店を始めた原点「〇〇〇をしたい」という想いやコンセプト、これらを1つの空間に詰め込まれているのが「お店」です。商品を売るのがお店です。
商品とは物販店では商品を、飲食店は料理や食事しているお客様の姿、美容院では美容師やサービスです。これらを店内空間をコーディネートしながら魅せるのです。

そんなお店の空間デザインではどのようにこれらをコーディネートしていったら良いでしょうか?

答えは、、、実は「これが答えです」と簡潔には言えません。
それは、業種業態や商品、コンセプト、ターゲット、工事コスト等によって、求められる機能やデザインの優先順位・条件が違い、それらのソリューションもたくさんあるからです。
そんな中でも、空間づくりのプロとして、重要となる3つのポイントと考えています。

1.魅力的なファサードお店の顔)を作る

お店の入り口廻りの事をファサード(=顔)と言います。お店の入口は、人の口元と同じです。
人の顔にも誰からも好まれる顔がありますよね。例えば、笑顔がきれいな人は皆から好かれます。そう思うとお店のファサードデザインってとても大切なものとはわかってもらえますか。
お店の顔にも店の格やイメージを発信する・伝えるチカラがあります。ファサードには扉やショーウィンドー、サイン看板等があります。庭やテラス、オーニング、門等で演出したアプローチとするのも良いでしょう。そして、お店のナカとソトを感じられる、マグネット効果の高く店内に入りやすい好感の持てる顔にする必要もあります。
これら全体を上手にコーディネートしてコンセプトを具現化するファサードデザインにしましょう。

2.ワクワクする売場をつくる
商品を売るためには、特に売場の中で商品を一番目立たせる・魅せることが大切です。飲食店では商品は提供される料理です。
どんなに内装にお金をかけて豪華にしても商品が汚れていたりキレイ(あるいはおいしそう)に見えなければガッカリしてしまいます。そのための技術ポイントは、
・商品をキレイに立体的に演出する照明計画
・商品ボリュームや演出ディスプレイエリア、売るエリアやストックエリアといったゾーニング計画
・それらを効果的に具現化するレイアウトやテーブルや棚デザイン
といった内容です。
売場の強弱やメリハリなど変化をつけて、お客様を飽きさせない感度の高い、クリエイティブな売場づくりを心掛けてください。

3.快適さと華やかさのある空間デザイン
やさしい・安全な・心地よい場所では誰でも快適なはずです。また、人は華のある場所に注目し集まります。そこで
・青空のように明るく開放的な天井が基本
・客は床のつくり(=素材や段差の有無)で離れる
・デザインの「ヘソ」(=魅せ場)を考える
を意識した内装としましょう。基本は、『内装を目立たせるのではなく商品を魅せるお店づくり』といった考えでしょう。
ですから内装については「デザインのヘソ」で、お店を印象的にアピールし、記憶に残るデザインにして、「ヘソ」以外はシンプルにまとめて内装工事費の低コスト化を図るのも一つの方法です。

『愛されるお店』の空間デザインとは「ヒト・モノ・トキの良質な関係をコーディネートすること」です。
「華がある⇒売れる⇒継続する⇒愛される。そしてまた、華を創る⇒売れる⇒・・・」を繰り返すオペレーション・・・この循環を作ることが愛されるお店づくりに欠かせません。
店舗空間づくりのプロとして、仕事をしながら実際に感じることや私的な情熱が入りました。御理解ください。

※スケッチは外観ファサードのイメージです

◇◇◇◇◇◇株式会社アトリエKC
もっと美しく、もっと心地よく、もっと使い易く、もっと自分らしく・・・
私達は、インテリア空間の創造をとおし、お客様に「笑顔」と「会話」であふれた幸せな「時間」をデザインするコンシェルジュです。
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