アトリエKCの「お部屋・お店づくりのお悩みコーナー」のブログです。

ネットショップになくて、リアルショップにあるもの

最近ではネットショッピングが広く普及し、ネットモールでは手軽に安価な商品を比較し、クリックするだけで購入、配送までしてもらえる、、、とても便利なショッピング体験が出来るようになりました。では、インターネットなどのネットショップになくてリアルショップにあるものって何でしょうか?

それはお客様の「快適さ」と「華やかさ」といった『リアルな空間体験』だと思います。
「快適さ」と「華やかさ」は、ネットショップでは味わえません。実は、「快適さ」と「華やかさ」は、住まいづくりにも大切なキーワードです。快適で華やかなお家やお部屋にいるとお友達とかをお家に招待出来たり会話もはずんだりと楽しい時間が生まれ生活が彩り豊かになってくるはずです。
つまり、人は快適な場所では落ち着きます。そして、華のある場所に注目します。快適さと華やかさのある空間のお店に集まるのです。

お店づくりについて、商品やヒトをつなぐ空間といった「間」の考え方(=ソフトとハードの関係)をこちらの記事(2021.05.09)で、そして、空間づくりのポイントをこちらの記事(2021.05.12)で書きました。今回は、第3回目「愛されるお店づくり」について『快適さと華やかさのあるインテリア空間をつくる』についてです。他のお店と差別化を図るだけでなく、「愛されるお店づくり」にとても重要なキーワードです。

「快適」について
具体的には、床・天井・家具・照明に細かい配慮をすることです。これらの計画のテーマは心地よい・やさしい・安全です。
バリアフリーで歩きやすい床、青空のような明るく開放的な空間、先端が尖ってなくて倒れにくい安全な家具やテーブル、緊張しないやさしく疲れない明るさと音(BGMで工夫)、、、こんな場所では誰でも快適なはずです。
特に床のつくりでは、素材によって快適さは随分違ってきます。
例えば、明るい木目のフローリングとピカピカの大理石、素足でも寝転がっても気持ち良いタタミやフカフカのウール絨毯等々・・・色や柄、素材によって印象や使い勝手、感触が変わってきます。また、床段差でつまづいたり滑りやすい床ではいつも注意を払いながら歩かなければなりません。また、段差は上手に利用することによっていろいろな効果を期待できます。店舗入口部の床段差については「階段や床段差の有無で2割の売上が変わる客が離れる)」とまで言われています。確かに、一段高い場所にお店があったり商品が並んでいるとちょっと特別感や高級感を感じます。80%になるか120%になるか?大きな影響力ですよね
これらにはお店のコンセプトや目的・シーン等に応じて充分に配慮して計画をしたいものです。

「華やかさ」について
具体的には、デザインの「ヘソ」つまり「魅せ場(=アイキャッチ)」を設けることです。
私の言うデザインのヘソとは、ヒトのヘソと同じで、中心にある大事なモノを意味します。
魅せ場は空間デザインそのものの場合もあれば、豪華でキラびやかな家具やシャンデリア、壁掛の絵画やアンティーク等の装飾品といったインテリアエレメンツの場合もあります。
観葉植物も上手に使えば、空間のアクセントとしてそのユニークな樹形やグリーン色みずみずしい葉は視覚的にも楽しませてくれ、さらに室内の空気も爽やかに気持ちも安らげてくれます。カラフルな商品のディスプレイや壁面を印象的にしてヘソ(=魅せ場)にするのも効果的です。ただし、注意することは内装を目立たせることではありません。『商品を魅せる』のが基本です。ヘソ以外はシンプルにミニマルにまとめることで、内装工事の低コスト化も期待できるかもしれません。

デザインのヘソ」には、何を・どこに・どのように印象的にアピールするか、記憶に残すか?その考え方やテクニックの整理がインテリアデザインにはとても大切だと思います。「快適さ」や「華やかさ」は個人差があります。主観や感覚的部分も多いです。
お店のコンセプトやターゲット、扱う商品に応じて、「快適さ」と「華やかさ」を演出することは、あくまで一つの方法にしかありません。でも差別化された「ハレ」と「コト」の体験を来店者に提供することは「愛されるお店づくり」につながるはずです。

※写真はイメージです


◇◇◇◇◇◇株式会社アトリエKC
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